事務職で生活していく中で必要なのは「経験」や「実務力」ではありますが、まずは「資格」がないと対外的にアピールできません。
ここでは、事務職で必要な資格や持っていることで有利な資格等を紹介していきたいと思います。
【FP技能士2級について】
FP技能士はお金に関する資格で、将来の夢や目標に対してお金の面で様々な悩みをサポートし、その解決策をアドバイスする専門家です。
2級は受験資格が設定してありますので実務経験がない方はまずFP3級を取得する必要があります。
金融業界はもちろんのこと、一般の会社の人事労務関連や介護・福祉の分野などのスキルアップにおすすめな資格です。
試験月:5月・9月・1月の年3回
学科試験と実技試験があります。
いずれか一つの合格者には一部合格証書が発行されます。
【受験資格】
①3級技能検定の合格者
②FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者
③日本FP協会が認定するAFP認定研修を終了した者
④厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者
【学科試験】
マークシート方式による筆記試験
四答択一式 60問
合格基準:60点満点で36点以上
【実技試験】
記述式による筆記試験
事例形式 5題
合格基準:50点満点で30点以上
【受験手数料・合格率】
受験手数料:学科4,200円、実技4,500円
合格率 :2019年9月 学科20.97%
実技39.00%(平均)
【試験範囲】
👇学科試験👇
A.ライフプランニングと資金計画
B.リスク管理
C.金融資産運用
D.タックスプランニング
E.不動産
F.相続・事業承継
👇実技試験👇
「個人資産相談業務」
1.関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング ファイナンシャル・プランニング業務に必要とされる倫理観と関連業法との関係を正しく理解したうえで相談に対する回答が行えること
2.個人顧客のニーズ及び問題点の把握 個人顧客の属性、保有金融資産、保有不動産等に関する具体的な設例に基づき、金融資産選択、不動産の有効活用、相続・贈与、ライフプランの策定、年金プランの策定、所得税・住民税等に関する相談における問題点及び顧客ニーズを把握できること
3.問題の解決策の検討・分析 問題解決に当たって、ファイナンシャル・プランニング業務に必要とされる知識に基づき、相談に対する適切な解決策の分析・検討ができること 4.顧客の立場に立った相談 顧客の立場に立ったうえで最も適切な問題の解決策を数値的な裏付けをもって提示できること
「中小事業主資産相談業務」
1.関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング ファイナンシャル・プランニング業務に必要とされる倫理観と関連業法との関係を正しく理解したうえで相談に対する回答が行えること
2.中小事業主のニーズ及び問題点の把握 中小事業主の属性及び事業体の経営状況、事業主及び事業体の保有する金融資産、不動産等に関する具体的な設例に基づき、資産運用、税務、事業承継、事業経営、M&A、組織再編等に関する相談における問題点と顧客ニーズを把握できること。また、事業主及び事業体のリスクに関する相談における問題点と顧客ニーズを把握できること
3.問題の解決策の検討・分析 問題解決に当たって、ファイナンシャル・プランニング業務に必要とされる知識に基づき、相談に対する適切な解決策の分析・検討ができること
4.顧客の立場に立った相談 顧客の立場に立ったうえで、最も適切な問題の解決策を数値的な裏付けをもって提示できること
「生保顧客資産相談業務」
1.関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえた ファイナンシャル・プランニング ファイナンシャル・プランニング業務に必要とされる倫理観と関連業法との関係を正しく理解したうえで相談に対する回答が行えること
2.生保顧客のニーズ及び問題点の把握 生保顧客の属性、保有金融資産、加入している保険商品等に関する具体的な設例に基づき、金融商品としての生保商品、法人顧客の保険経理、年金プラン策定、相続・贈与、税務等に関する相談における問題点と顧客ニーズを把握できること
3.問題の解決策の検討・分析 問題解決に当たって、生保商品を始めとする保険商品のほか、ファイナンシャル・ プランニング業務に必要とされる知識に基づき、相談に対する適切な解決策の分析・検討ができること
4.顧客の立場に立った相談 顧客の立場に立ったうえで、数値的な裏付けに基づき、最も適切な生保商品の紹介及び問題の解決策の提示ができること
「損保顧客資産相談業務」
1.関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえた ファイナンシャル・プランニング ファイナンシャル・プランニング業務に必要とされる倫理観と関連業法との関係を正しく理解したうえで、相談に対する回答が行えること
2.損保顧客のニーズ及び問題点の把握 損保顧客の属性、保有金融資産、加入している保険商品等に関する具体的な設例に基づき、ライフプラン策定、法人の損保加入、相続・贈与、年金プラン策定、税務に関する相談における問題点と顧客ニーズを把握できること
3.問題の解決策の検討・分析 問題解決に当たって、損保商品を始めとする保険商品のほか、ファイナンシャル・プランニング業務に必要とされる知識に基づき、相談に対する適切な解決策の分析・検討ができること
4.顧客の立場に立った相談 顧客の立場に立ったうえで、数値的な裏付けに基づき、最も適切な損保商品の紹介および問題の解決策の提示ができること
LEC東京リーガルマインド【資格取得・通信教育】
50期にわたり開講してきたLECの講座は、”初めて”から一気に合格レベルを目指せて、試験対策に必要な条件をすべてクリアしています。
また、続けやすく、合格まで駆け抜けられるフォロー体制・受講システムが用意されています。
【3級に比べると難易度がそこそこ上がる】
3級に比べ学科も実技も合格率はかなり低くなっております。
合格するには必要な知識もかなり多くなっていますのでしっかりと基礎から学習することをおすすめします。
ちなみにFP技能士資格を取っても、独占業務ができるわけではありません。
即、独立を目指すには若干弱いイメージがある資格かもしれません。
しかし、持っていればFP関連の知識を持っている人材であると証明できますし、社内の昇進や転職の際のプラス材料にもなり得ます。
さらに実務経験を積むことで将来的に独立を目指すことも可能です。
もちろん2級を取得し1年以上の実務経験を有している場合には1級の受験資格を得ることもできます。
FP2級を取得することでそのまた先を切り開くこともできますのでさらなるキャリアアップを目指しましょう♪
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