事務職で生活していく中で必要なのは「経験」や「実務力」ではありますが、まずは「資格」がないと対外的にアピールできません。
ここでは、事務職で必要な資格や持っていることで有利な資格等を紹介していきたいと思います。
【FP技能士3級について】
FP技能士はお金に関する資格で、将来の夢や目標に対してお金の面で様々な悩みをサポートし、その解決策をアドバイスする専門家です。
3級は受験資格はありませんので、金融業界はもちろんのこと、一般の会社の人事労務関連や介護・福祉の分野などのスキルアップにおすすめな資格です。
試験月:5月・9月・1月の年3回
学科試験と実技試験があります。
いずれか一つの合格者には一部合格証書が発行されます。
【受験資格】
①FP業務に従事している者
②または従事しようとしている者
【学科試験】
マークシート方式による筆記試験
三答択一式 60問
合格基準:60点満点で36点以上
【実技試験】
筆記試験
事例形式 5題
合格基準:50点満点で30点以上
【受験手数料・合格率】
受験手数料:学科3,000円、実技3,000円
合格率 :2019年9月 学科78.09%
実技79.48%
【試験範囲」
個人資産相談業務
- 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
ファイナンシャル・プランニング業務に必要とされる倫理観と関連業法との関係を正しく理解したうえで相談に対する回答が行えること - 個人顧客の問題点の把握
個人顧客の属性、保有金融資産、保有不動産等に関する具体的な設例に基づき、ライフプランの策定、金融資産選択、不動産の有効活用、相続・贈与税、所得税等に関する相談における問題点を把握できること - 問題の解決策の検討・分析
問題解決にあたって必要とされる知識に基づいて、顧客の立場に立って相談に答えられること
保険顧客資産相談業務
- 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
ファイナンシャル・プランニング業務に必要とされる倫理観と関連業法との関係を正しく理解したうえで相談に対する回答が行えること - 保険顧客の問題点の把握
保険顧客の属性、加入している保険商品、保有金融資産等に関する具体的な設例に基づき、ライフプラン策定、保険商品の活用、相続・贈与、所得税等に関する相談における問題点を把握できること - 問題の解決策の検討・分析
問題解決にあたって必要とされる知識に基づいて、顧客の立場に立って相談に答えられること
LEC東京リーガルマインド【資格取得・通信教育】
50期にわたり開講してきたLECの講座は、”初めて”から一気に合格レベルを目指せて、試験対策に必要な条件をすべてクリアしています。
また、続けやすく、合格まで駆け抜けられるフォロー体制・受講システムが用意されています。
【合格率も高いので、しっかりと基礎を固めましょう】
学科も実技も合格率は高めなため、未学習の方も取り組みやすいのではないでしょうか。
FP3級の範囲はお金に関する知識の中で初級的な位置づけとなりますので、3級を取得して、お金に興味を持つ、苦手意識をなくしていく、そしてステップアップとして上位資格を取得していくというイメージもできてくると思います。
特に、職場で上司や年配の方との会話の中でお金や年金に関する話は事務で働く人にとって会話のきっかけにもなっていきます。
お金が苦手という方も、金融リテラシーを身につけるいい機会になるのではないでしょうか? ぜひ、取り組んでみてくださいね。
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