人事評価制度についての取組開始

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人事部門へ異動

少し前に人事部門への異動となり、現在の人事評価制度では課題があり、見直しをするために取り組んでほしいとのこと。
私は事務職であり経営企画部門の仕事は概ね経験してきているので、今までの経験を活かしていこうと思う。

人事評価制度

社員を評価することによって、伸ばすべき点や改善すべき点を促す仕組みが評価制度ということになります。
人事評価は標語(S・A・B・C・D等)で評価し本給の昇給や昇格、賞与などに影響します。

 ○長期的視点として、昇格
 ○中期的視点として、昇給
 ○短期的視点として、賞与等

評価をするために「目標管理制度」を活用している会社も多くあるのではないでしょうか。
これは社員自身が目標を定めてその目標に向かって自分でプロセス管理をして仕事をしていくことです。私は今まで知らなかったのですが、目標管理制度を日本に紹介したのはピーター・F・ドラッカーのようです。

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目標設定が肝心なところ、しっかりとした目標~行動~成果に結びつかなければ評価も公正に行われないことになります。

人事部門の仕事

一般的に経営企画部門の中で人事部門の部署で行われる仕事は下記のようなものがあります。
■人員計画(組織全体像)
 ①現在の組織の現状把握
 ②必要人員の計画~育成計画(ヒアリング実施)
 ③組織の編成
 ④経営方針・経営目標
■人員配置・人事異動
 ①異動ルールの作成(人材育成も踏まえ)
 ②各所属長等のヒアリング(要望の取りまとめ)
 ③社員へのヒアリング(自己申告制度等)
 ④異動案の作成~部署間調整
 ⑤決裁~異動広報・辞令交付
■採用
 ①採用計画の作成
 ②求める人材像の設定
 ③求人・面接・試験(新卒・経験者採用)
  ※経団連により「中途採用」→「経験者採用」へ用語統一
 ④内定者フォロー~入社手続き
■人事制度の企画・運用
 ①要件設定(等級制度・階層別・職種別)
 ②評価制度の策定(目標管理制度や自己申告制度含む)
 ③評価における昇給や給与の処遇決定
 ④社員教育や研修・育成計画の設定・展開
■社内規程の制定・改正
 ①社内規程の全体管理
 ②法改正の確認・対応
 ③社内広報・社内教育
■人事情報・労務管理
 ①人事システムデータ入力・管理
 ②必要に応じた人事データの活用
 ③法改正へのシステム対応
 ④労務問題の対応、人事面談等
■その他:経営層との調整等

改正への取組・・・

とりあえず、手始めに人事評価制度を改正するために現状把握することからスタート。

○評価期間と目標管理制度との擦り合わせ
○評価制度と目標管理制度との擦り合わせ
○評価制度と給与(昇給・昇格)との擦り合わせ
○等級制度と同一労働同一賃金との擦り合わせ

・・・という感じで一つを変えると関連する何かに影響していくので、考えていかないことがたくさんあることに改めて気づかされました。
会社をより知れる機会をいただいた今回、決まった答えのないに向けて頑張って取り組んでいきたいと思う今日この頃です・・・。

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