コロナウイルス流行はその多大な影響により企業における働き方に大きな一石を投じました。
緊急事態宣言期間中(2020年4~5月)は多くの企業が営業の縮小・自粛といった日々を過ごしてきました。
残念ながら、倒産、自主廃業という選択を取った企業もありました。
同年5月25日に緊急事態宣言が解除され「WITHコロナ」という新たな局面に突入しビジネスシーンにおいては今まで以上のコロナウイルス感染症対策が求められています。
そして6月以降、コロナウイルスだけでなく「熱中症」という新たな脅威にも対応していき必要があります。
ここではビジネスシーンにおけるコロナウイルス感染症、そして熱中症の対策について紹介していきます。
ビジネスシーンにおけるコロナウイルス感染症対策とは?
テレワーク
テレワークとは、情報通信技術を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことです。
オフィスに出勤せず、自宅での在宅勤務、勤務先以外のオフィススペースなどを利用したサテライトオフィス勤務などといった形があります。
実際に企業で取る方法は下記のような形を取ることが多いことでしょう。
〇会社のPCにリモートでアクセスする
〇個人のPCを利用して業務を行う
(セキュリティ対策されたPC)
テレワークは以前から導入されていた企業もあるかと思いますが、コロナウイルス流行により一気に定着してきましたね。
今まで「テレワークなんてとんでもない」、「うちの会社には馴染まない」などと言っていた企業の上層部も多かったことでしょう。
(私の会社もそんな感じでした)
現在はネット環境さえあればどこでも仕事ができる、便利な時代となりましたね⤴
自宅待機・交代勤務による通勤抑制
緊急事態宣言中に取り急ぎ企業が取れる対策としては、「自宅待機」や「交代勤務」といった通勤抑制対策です。
「自宅待機」というのは必要最低限で業務を回し、期限の余裕のある業務等を後回しにすることによって、出勤者を減らしていくことです。
また「交代勤務」はBCP(事業継続計画)対策として2班や3班などに分けて、全員が出勤できないといった事態にならないようにするといったものです。
実際に出勤が必要な業務であったり、上記対策を講じれない(講じていない)企業にとっては感染症対策は必須となります。
※緊急事態宣言解除により、自宅待機や交代勤務は徐々に減ってくることでしょう。
しかし、第二波が来る可能性もありますので、いつでも対策が取れるように体制は組んでおきましょう。
通勤時の熱中症対策に、首に掛けるだけの扇風機!
冷却チップも搭載されており快適な通勤生活を送れることができます。
業務中・出勤時における感染症予防対策
接触感染は、手や皮膚の接触による「直接接触感染」と汚染された媒介物の接触感染による「間接接触感染」に大別されます。
「直接接触感染」は個人の対策が主となりますが、「間接接触感染」は企業などが感染対策を行う必要となります。
ここでは、主に企業で行う必要がある対策についてご紹介します。
〇部・課などの間に簡易パーテーションの設置
オフィスの課の島などの間にパーテーションを設置して、接触や飛沫感染の機会を減らそうというものです。
(段ボールなどで簡易に設置するといったものもあります)
〇執務室・会議室の感染予防対策
これは空気清浄機ではなく、「菌・ウイルス・強い臭い」に特化したもので、空気を除菌・脱臭してくれるものです。
ジアイーノは次亜塩素酸で除菌を行う優れものです。
(メーカー在庫品薄のため、少し価格は高めかもしれません)
〇デスク周りの感染予防対策
こちらはデスクとデスク(隣・前)との接触や飛沫感染の機会を減らそうというものです。
(段ボールなどで簡易に設置するといったものもあります)
院内感染、家庭内感染、また企業内での感染により、クラスターの発生が増えてきています。
日ごろから感染防止の対応は企業にも求められています。
〇来客・打合せコーナーへの飛沫感染防止対策
こちらは来客時の打合せコーナーに設置するもので、書類などの受け渡しもできるタイプもあります。
営業自粛を求められる場合も実際にあるかと思いますが、どうしても対面で打合せ・引き渡しなどの対応する場合には企業としての対応も必要になります。
(来客への対応ですが、社員を守ることに繋がります)
〇来客対応時の受付などの飛沫感染防止対策
こちらはコンビニやスーパー、市役所、郵便局などといった様々な接客シーンに利用されています。
接客スペースの用途に沿っていろいろなサイズに対応されているのをよく見かけます。
また車内での保護カバーなども必要な場合も対応が可能です。
〇社員の出勤時の消毒、会議室などの消毒対応
こちらもスーパーなどにもよく設置されていますね。
各オフィスのいろいろな場所にも置かれているものも多いです。
今後は当面、常備していくような環境になっていくようになるのでしょうね。
〇車内の移動時に消臭・除菌対策
そんな方には車載用のプラズマクラスターイオン発生機で対策を行いましょう。
・嫌な臭いをスピード消臭し、社内を快適空間に
・花粉や細かなホコリをしっかりキャッチ
・浮遊カビ菌を除菌
・浮遊ウイルスの作用抑制
・静電気を抑制
・タバコの付着臭を分解・除去
といった効果が期待できます。
カラーも「ピンク&ブラック」「ホワイト」「ブラック」から選べます。
〇社員の出張・会議・研修の削減等について
感染症予防による移動の縮小により、出張や会議なども中止・延期・縮小といった傾向にあります。
そうした中でも事業活動をしていく中で全く移動を0にするわけにはいかないでしょう。
可能な限りテレビ・オンライン会議に変更するなどして出張は必要最低限にするといった対策を取る必要があります。
最近は営業やシステムのデモなどもオンラインで行うような企業も増えてきています。
そのためには下記のようなものが必要となります。
〇ネットワーク環境
〇カメラ(PCについているもの含む)
〇マイク(PCについているもの含む)
必要によってはマイクスピーカーなど
〇ヘッドホン等
〇テレビなどのモニターにつなぐ場合はHDMI端子等
ノートパソコンの液晶フレームにクリップで挟んで固定が可能です。
デスクトップの場合は液晶モニターにクリップで挟んで固定します。
テレワーク・在宅勤務・オンライン授業・ライブ配信などに幅広く使えるWEBカメラです。
スピーカーフォンの周りで話をしても、相手に音声が届かないミュート機能つき。
価格も手ごろで、企業などのWEB会議に向いている商品です。
〇マスク、夏用マスク、マウスシールド
コロナウイルス流行以降、マスクがどこに行っても売り切れ・または定価等の値段(高額)での販売といった状況が続いています。
※追記:2020年5月以降は店頭やネットでもマスクが購入できるようになってきました。
(5月の後半には、単価も安いものをだいぶ見かけるようになりました)
同年4月にはシャープがマスクを生産・販売を公表して話題になりました。
(アクセス集中により抽選販売)
第一回抽選販売 応募期間 2020/4/27 0:00~23:59
抽選日 2020/4/28
第2回抽選販売は5月6日(水)に厳正なる抽選が行われました。
- 販売数量:[予定] 60,000箱 (50枚入/お一人様1箱限り)
- 販売数量:未定 (50枚入/お一人様1箱限り)
「衛生的」「笑顔が見える」「繰り返し使える」「くもらない」「息苦しくない」といいたメリットがあり、お客様からも好感が持てるマスクです。
「冷感」「洗える」といったマスクも販売されており、これからの時期は重宝されそうです。
〇医療現場、現場作業などの対策
そういった場合は、フェイスガード・フェイスシールド、保護メガネといったもので飛沫感染を防止するなどといったこと必要となります。
夏の熱中症対策には定番となりつつある空調服が必須です。
年々や機能が向上し、長寿命化してきています。
デザインも洗練されてきておりおしゃれな商品も増えてきています。
そして、初期は高かった商品も低価格化してきておりお求めやすくなってきています。
コロナ期を経て定着していく働き方
〇オンライン会議・営業
接触をしないコロナウイルス対策として最近では、採用の面接、会社説明会などの学生とのやり取りもオンライン化が加速しています。
出張も減ることとなり、企業の業務内容、予算の考え方もこれから変わっていきそうです。
移動時間が減ることで、他業務への時間の転換が進むと、人員構成も変っていくのかもしれません。
オンライン会議は
〇Live On
〇Skype
〇Googleハングアウト
などのサービスを利用することによってオンライン会議をすることができます。
営業もオンラインに切り替えている企業も増えており、名刺もオンラインで交換することも当たり前になってきそうですね。
〇グループ・ビジネスチャット
・LINE WORKS(ラインワークス)
・Chatwork(チャットワーク)
上記のようなサービスを利用することによって連絡を密にすることにより業務をスムーズに行うことができます。
LINEでのグループを作成していなかった企業も、コロナ期に連絡用として作成するなど、考え方も大きく変わるきっかけとなったのではないでしょうか。
Withコロナ、そしてアフターコロナへと
緊急事態宣言解除により、Withコロナへの対応が求められていますが、あなたの会社はうまく対応できているでしょうか。
感染状況が日々変わっていくなか、マスク着用をしてない方も増えてきており、緩みが発生しているような状況にもなっています。
外出もあまりできず、ストレスとの戦いでもあります。
感染が拡大したとしてもさらなる拡大を最小限に抑えなければなりません。
ここに挙げた取り組みの他にも各業種・各企業において取れる対策はまだまだたくさん出てくることでしょう。
一人ひとりができ得ることを一つひとつ実施していくことが感染を防止していくうえで非常に重要となります。
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